木星の逆行について【7月29日~11月24日】

木星の逆行期間とシャドーフェーズ

天体の逆行とは、地球から見て後退しているように見える状態のことを言います。

今回の木星の逆行は、7月29日5時39分~11月24日8時2分まで、牡羊座8度~魚座28度まで戻る形となります。

昨年末に本格的に魚座入りした木星ですが、あっという間に5月に牡羊座入りしてからの今回の逆行に入ります。木星は魚座のサブルーラーで、言わば自分の陣地です。12年の公転周期である木星が、次に魚座に戻ってくるのは、約11年後の2033年4月15日なのです。そう考えると、人間である私達にとっては長い年月で、名残惜しい気持ちになってしまいます。木星は、どのサインにあっても、幸運を司る星で世代の象徴となるのですが、やはり、射手座や魚座にしっくりくると思えるのです。

また、逆行前後にシャドーフェーズ(留)という期間があって、おおよそ今年の5月2日~23年2月16日までは、逆行の影響があると考え、天体の性質を本領発揮しずらい時期となります。となると、23年2月中旬から6月中旬はシャードーフェーズに影響されない期間です。とは言え、私自身は、逆行について留意するのは、日常生活で頻繁に使い影響を感じる水星くらいです。木星は使い続けることで、運が上がるので、逆行中であっても気にせずに、時期予測で使ってみると良いと思います。

木星が逆行中は、人生における信念や信条について、また専門分野の学びや研究などの見直しに良い期間となります。

木星の意味

木星は、太陽系で、太陽の次に大きな天体で、英語ではジュピターと言い、幸運をもたらす星として知られています。ギリシャ神話では、全知全能のゼウスで、愛情深く援助や保護を与える存在となっています。

占星学では、この木星は「保護」という意味があり、いつでも守って保護してくれる懐が深い天体とされています。

とてもポジティブで、発展、拡大を司り、明るく楽観主義な性質です。ネガティブに作用すると、のん気で怠惰、危機感に欠けます。

出生図で木星の影響が強い人は、哲学、法律、宗教、海外、研究、教育などに携わり、能力を発揮している人が多いです。

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