マンデン占星学-3月18日乙女座の満月図

今回の満月は、
国民や私たち一人一人を表わす第1ハウスで起こります。

アセンダントは乙女座、
乙女座のルーラー(支配星)は水星。

その水星は、
反対側7ハウスの、ディセンダントにコンジャンクション。

7ハウスは、同盟国である米国を表わします。
その7ハウスには、
魚座の木星、海王星、太陽が並んでいます。

大天体が同じサインに3個以上の場合、
サインのオーバーロード、
同じハウスに3個以上の場合、
ハウスのオーバーロードと呼び、
そのサインやハウスは重要視します。

どうやら国民は、米国の動向が気になっている様子。

月は、太陽と海王星とのオポジション(180度)があります。

米国のウクライナ軍への支援が、
ロシアを刺激しないギリギリの線を模索している中、
そのせめぎ合いが日本国民にも、
不安と緊張感を及ぼしているようにも見えます。

キーとなる水星は、
9ハウスの天王星とタイトなセクスタイル(60度)で、
米国と諸外国との対話や、
通信上の急変、急展開、
あるいは賢明なアイディアも期待出来る一方で、

その水星と天王星の中間で、
小惑星のパラスとキロンが、
変則ヨードというアスペクトを形成します。

調和や無償の愛、潜在的な傷、癒しに
気付く必要がありそうです。

政府を表わすMCは双子座、
ルーラーの水星とスクエア(90度)で、
米国との対話が不和な状態も。

水星と木星がコンジャンクション、
木星はマンデン図の場合、
個人を読む時のように、
幸運とは読まずに、
のん気やいい加減、
ルーズな意味合いで読みますので、

米国との外交上の交渉で、
難航する案件があるのかもしれません。

MCには、
小惑星のセレスがコンジャンクションしています。

セレスは主に、
穀物や農業、植物の生産を示すので、
食に関わる課題なのでしょうか。

一方で、5ハウスにも、
冥王星、火星、金星が集まっているので、
5ハウスのオーバーロードで注目します。

5ハウスのテーマは、
スポーツの結果や、投資や株の動向になります。

北京パラリンピックが13日に閉幕して、
日本は7個のメダルを獲得して、
全競技の結果がメディアに掲載されています。

火星はスポーツを、
金星は価値あるものを、
冥王星は極端な力を表わしますので、
パラリンピックで活躍した選手たちが、
注目を浴びることもあるでしょう。

冥王星は、太陽と月を調停するアスペクト、

米国との関係で何らかの影響が国民に及ぶ際に、
強力な力が介入して緊張感を和らげるとも考えられます。

以上、マンデン読みでした。
次回は、春分図を読みたいと思います。

それでは、素敵な乙女座満月をお過ごしくださいねー。

P.S
先ほど16日23時36分ごろ、宮城県、福島県で最大震度6強の地震が起きました。ここ神奈川県は震度3と発表がありましたが、体感では4に近かったです。沿岸地域では津波注意報も発令され、関東も含む広い範囲で交通機関のダイヤ乱れ、1都8県で大規模な停電が起きている状況で、また断水などもあり、インフラへの影響も次々と報道されています。東電福島第一原発の5号機タービン建屋で火災警報が、1号機、3号機使用済み核燃料プールポンプの停止との報告も。朝までに詳しい状況が報道されると思いますが、今後1週間程度は余震、二次災害も懸念されるところです。皆様くれぐれも、お気をつけてお過ごしくださいませ。

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