マンデン占星学-8月27日乙女座の新月図
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はじめに
マンデン占星学は、政治、経済、外交、社会情勢、災害(地震、台風、水害など)、気象にフォーカスしたもので、アスペクトや天体の影響は、出生図の読み方と異なる部分があります。例えば、ソフトアスペクトであっても、月と土星のトラインであれば、土星は困難を意味するので、国民にストレスがスムーズに与えられるというように解釈し、気持ちが安定しているというような解釈はしません。尚、アスペクトは、効きが良いメジャーアスペクトのみを、オーブは±5度を採用しています。
マンデン読みの特徴は、出生図のように、全ての天体やアスペクトを細かく見るのではなく、Asc、MCなどのアングルに接触している天体や、アンギュラーハウスの天体、ハウスオーバーロードを中心に目立つ特徴をさらっと拾っていきます。
また、小惑星のセレス、パラス、ジュノー、ベスタ、エリス、セドナは、ICに接触している場合、または4ハウスに入居している場合に、注意する必要があるので、補助的に見るために表示しています。
占星学には、天体の運行が地上への影響を与えるという考えが前提にありますが、絶対というものは存在しません。
月の位相図ー新月図
2022年8月27日17時18分、おとめ座4度04分で新月となります。
新月図は、次の新月までの約1ヶ月の様子を表わします。
星々の配置とハウスオーバーロード
今回の新月図は、太陽と月が、火星とタイトな90度という、厳しい配置になっています。
火星は活性化を促すマレフィックな星で、事故、死傷者、戦争を表わすので、新月のタイミング(次の新月までの期間)で、何かしら火星の影響があると考えられます。
しかも、4と7のハウスなので、目立つ動きだったりします。10大天体のうち3天体が集まっているハウスオーバーロードを見てみると、今回新月が起こる「7ハウス」に、太陽、月、金星が集まっています。という事で、今回7ハウスが強調されています。
太陽、月、金星は、ベネフィック(吉星)なので、7ハウスだけ見れば、良い雰囲気ではあるのですが、アスペクトを見ると、新月は火星と、金星は天王星とスクエアを組んでいて、穏やかではありません。
一方で、アセンダントは水瓶座、ルーラー(支配星)は天王星になります。天王星は3ハウスに居ますので、3ハウスが新月のテーマとなります。3ハウスは、情報、マスコミ、報道、ニュース、インフラなどを表わします。7ハウスの金星とスクエアなので、外交上の財政で想定外の変革が起こるとも考えられます。7ハウスは同盟国を示すので、主に米国との関係を表わします。米国の動きに、政府は危機感を持って対応するべきでしょう。
他にも、外交関係を表わすので、今問題となっている世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と政府、海外との関係について、また、安部元首相の国葬についても、海外の首脳級ら多数の要人が参加の意向を示していますので、9月27日に向けて、完璧な警備体制を確立する必要があります。国葬の警備費用は35億円ほどと言われています。
金星と天王星のスクエアは、想定外で困難な財政を表わしているとも考えられます。
アングルとのアスペクトとアンギュラーハウスの天体
今回、軸に触れている天体は、ICに火星と小惑星のセドナがコンジャンクション、ディセンダントに金星と小惑星のセレスがコンジャンクションしています。
ICが起点となる4ハウスは、野党、反体制派も表わし、火星が合となっているので、穏やかではありません。火星は、太陽、月とスクエアですので、火星の影響が、政府、与党、また国民へ及ぶ配置です。また、火星によって、足元の問題、災害、地震、気象が活性化する影響もあります。
小惑星のセドナは、海底の動きを表すことから、ICにコンジャンクションする場合、地震を警戒します。
ディセンダントが起点となる7ハウスは、同盟国、外交、海外全般を表わします。金星が合となっているので、財政、金融の影響が及びます。
金星は、天王星とスクエア、また、土星とオポジションの、Tスクエアを形成して厳しい状況を表わします。米国の財政面が大変困難であるとも考えられます。
小惑星のセレスは、農作物や収穫を表わします。7ハウスで、土星と天王星とTスクエアなので、海外の農作物や収穫の影響による困難さを示します。
気象占星学 ベンジャミン法
ICで50%として見ます。双子座→穏やか、風、低温を表わします。
ASCで25%として見ます。水瓶座→激しい、風、寒い酷いを表わします。
どちらも風のサインで、ここ1ヵ月は、平年に比べて低温で風があり、概ね穏やかで、激しい日もあると予測されます。
次回のマンデン読みは、9月10日の満月図です。それでは、素敵な新月をお過ごしくださいね。