マンデン占星学-2022年10月25日蠍座新月-部分日食

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はじめに-マンデン占星学について

マンデン占星学は、政治、経済、外交、社会情勢、災害(地震、台風、水害など)、気象にフォーカスしたもので、アスペクトや天体の影響は、個人の出生図の読み方と異なる部分があります。例えば、ソフトアスペクトであっても、月と土星のトラインであれば、土星は困難を意味するので、国民にストレスがスムーズに与えられるというように解釈し、気持ちが安定しているというような解釈はしません。尚、アスペクトは、効きが良いとされるメジャーアスペクトのみを、オーブは±5度を採用しています。

マンデン読みの特徴は、出生図のように、全ての天体やアスペクトを細かく見るのではなく、Asc、MCなどのアングルに接触している天体や、アンギュラーハウスの天体、ハウスオーバーロードを中心に目立つ特徴をさらっと拾っていきます。
出生図のように、細かく読み過ぎないことが大切とも言われています。

また、小惑星のセレス、パラス、ジュノー、ベスタ、エリス、セドナは、ICに接触している場合、または4ハウスに入居している場合に、注意する必要があるので、補助的に見るために表示しています。

占星学には、天体の運行が地上への影響を与えるという考えが前提にありますが、可能性を表わしており絶対というものは存在しません。

蠍座新月図とテーマについて

2022年10月25日19時50分さそり座2度00分で新月を迎え、20時01分で部分日食となります。
新月図は、次の新月までの約1ヶ月の様子を表わします。

今回の新月は、ルミナリーズ(太陽と月)が、月のノード、サウスノードの近くで起こり部分日食となります。また、金星とぴったりと重なる配置でMCとトラインですので、

政府側が、金融、経済面の社会制度で、根底的な変化を示唆しているようにも見えます。

奇しくも同日、年金の納付を64歳まで延長するという議論が開始されました。国民年金制度が施行されたのは昭和36年(1961年)で、様々な改正を重ねながら、保険料も年々引き上げられ、遂に納付の延長にまで至るということは、近い将来、国民にとって極端な影響を及ぼすに違いありません。半強制的に65歳まで働くことが当たり前の時代にシフトすることになるのでしょう。

10大天体のうち3天体が集まっているハウスオーバーロードを見てみると、今回新月が起こる「5ハウス」に、太陽、月、水星、金星が集まり5ハウスがオーバーロードとなっています。

アセンダントは双子座で、チャートルーラーは水星になります。水星は5ハウスに居ますので、やはりオーバーロードである5ハウスが新月のテーマとなります。

5ハウスは、隠し事が露見するハウスで、国家的なギャンブル(投資、株、為替)やスポーツ(オリンピック、W杯、WBC)などを表わします。金星との合で金銭に関わることが考えられ、五輪汚職事件の捜査で異例な進展が見られるのかもしれませんね。

新月図のリーディング

アングルとのアスペクト、アンギュラーハウスの天体に注目して解釈していきます。

今回、アングルに触れている天体は、アセンダントに火星がコンジャンクションしています。

アセンダントは国民や気持ちを表わし、火星がタイトに合、10ハウスの木星と海王星とスクエアとなっています。

政府ののん気で不透明なはっきりしない事柄に苛立ちを覚えているような状態です。

円安、物価高、旧統一教会、年金制度、コロナ対策、マイナンバー制度等、課題が山積みですが、安部元首相の国葬についても国民の声に耳を傾けようとせず、丁寧に説明をしていく、というスタンスだったように、全てのことが後手後手の対応と思えてなりません。

国民は政府や未来への期待感も無く、失望や諦めの思いを抱いているのではないでしょうか。

賃金の上昇もなく物価高に苦しむ国民。行動力がある若者は、ワーキングホリデーなど海外に拠点を移し高収入を得る人が増えているのが現状です。

火星には行動力、積極性を表わしますので、明確な夢や信念を持ってポジティブに行動するには良い時になりそうです

アンギュラーハウスの天体は、1ハウスと10ハウスのみになっています。

次に、新月が起こるのは5ハウスで、太陽と月、金星がコンジャンクション、アセンダントのルーラーである水星もテナントしているので、5ハウスはオーバーロードとなり強調されています。

太陽のオウンハウスでもあるので太陽はさらに強力で、月、金星が刺激を受けるのと、MCとトラインです。

5ハウスは個人のホロスコープの場合は、恋愛や趣味、レジャーや子供など、楽しいイメージがありますが、マンデン占星学では、隠したことが露見するとか、投資や株、為替などの国家的なギャンブル、また、世界的なスポーツ、オリンピック、W杯などを表わします。

ですので、それらのことが、今回の新月のテーマとなります。

金星が関わることから、為替介入や五輪汚職事件(賄賂)が政府に直結して注目を浴びそうです。

水星もあるので、それらについて政府側から表立って情報収集や発信があると考えられます。

気象占星学 ベンジャミン法

ICで50%として見ます。乙女座→やや涼しい、風、低温、冷えを表わします。
ASCで25%として見ます。双子座→穏やか、風、低温を表わします。

先月からの1ヵ月は、天秤座新月の気象占星学での予測通り、気候の差、寒暖の差が激しい天候でした。
今後1ヵ月も、風や低温が強調されますので、体調を崩さないようにお気をつけくださいね。

次回のマンデン読みは、11月8日の満月図です。

それでは、素敵な新月をお過ごしくださいね。

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