マンデン占星学-2022年11月24日射手座新月
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はじめに-マンデン占星学について
マンデン占星学は、政治、経済、外交、社会情勢、災害(地震、台風、水害など)、気象にフォーカスしたもので、アスペクトや天体の影響は、個人の出生図の読み方と異なる部分があります。例えば、ソフトアスペクトであっても、月と土星のトラインであれば、土星は困難を意味するので、国民にストレスがスムーズに与えられるというように解釈し、気持ちが安定しているというような解釈はしません。尚、アスペクトは、効きが良いとされるメジャーアスペクトのみを、オーブは±5度を採用しています。
マンデン読みの特徴は、出生図のように、全ての天体やアスペクトを細かく見るのではなく、Asc、MCなどのアングルに接触している天体や、アンギュラーハウスの天体、ハウスオーバーロードを中心に目立つ特徴をさらっと拾っていきます。
出生図のように、細かく読み過ぎないことが大切とも言われています。
また、小惑星のセレス、パラス、ジュノー、ベスタ、エリス、セドナは、ICに接触している場合、または4ハウスに入居している場合に、注意する必要があるので、補助的に見るために表示しています。
占星学には、天体の運行が地上への影響を与えるという考えが前提にありますが、可能性を表わしており絶対というものは存在しません。
射手座の新月図とテーマについて
2022年11月24日7時58分、いて座1度38分で新月を迎えます。
その瞬間の新月図は、次の新月までの約1ヶ月間の様子を表わします。
今回の新月は、ルミナリーズ(太陽と月)、金星と水星がいてのサインで12ハウスに配置されていますので、いてと12ハウスがオーバーロードで強調されます。
12ハウスがあらわす、闇の事柄、国が把握しきれていない事柄など、水面下で見えない領域がテーマとなります。
その見えない領域に4天体が集まり活発化しているので、隠れている事柄がいずれ露見して5ハウスに表れてくるでしょう。
アセンダントは射手座で、チャートルーラーは木星になり、新月とはサイン違いのトラインで繋がります。
その木星がある3ハウスが新月のテーマとなります。木星はうお座で逆行していますが、新月の直後8時03分に、順行に転じるタイミングとなります。
3ハウスは、通信、交通、インフラ、報道、マスコミ、流通、教育などを表わし、それらに関する事がクローズアップされるでしょう。
新月図のリーディング
アングルとのアスペクト、アンギュラーハウスの天体に注目して解釈していきます。
今回、アングルに触れている天体は、ディセンダントに火星がコンジャンクションしています。
ディセンダントは、外交や同盟国(アメリカ)を表わし、火星がタイトに合、3ハウスの海王星とスクエアとなっています。
外交問題やアメリカの動向が活発化して、不透明ではっきりしない事態が、事故や負傷、戦争のトリガーにつながりかねない状態です。
一方で、火星は土星とはトラインですので、行動を制御する力も働いて、暴走することは避けられると考えられます。
10ハウスは空ですが、MCはてんびん座で、支配星の金星が12ハウスで水星とコンジャンクションしていますので、政府は、何らかの金銭的利害関係について、話し合いが持たれる様子です。
アンギュラーハウス(1、4、7、10)の10大天体は、7の火星のみですので、この1ヵ月間は、表立って大きな事柄といえば、外交上の問題、あるいはアメリカの積極的な動きが注目されると予測出来ます。
気象占星学 ベンジャミン法
ICで50%として見ます。おひつじ座→激しい(猛暑、寒暖)酷い状態を表わします。
ASCで25%として見ます。いて座→高温、暑い、乾燥を表わします。
今後1ヵ月、寒暖の差が激しく、乾燥しやすい気候となりそうです。
コロナやインフル、風邪など、体調を崩さないようにお過ごしくださいね。
私はここ最近といっても、夏から家族のサポートが不定期で入り、ブログの更新を減らしています。
次回は、12月23日の新月読みの予定です。
それでは、素敵ないて座の新月をお過ごしくださいね。