天王星の逆行について【8月24日~2023年1月23日】

天王星の逆行期間とシャドーフェーズ

天体の逆行とは、地球から見て後退しているように見える状態のことを言います。

今回の天王星の逆行期間は、8月24日22時54分~2023年1月23日7時58分まで、牡牛座18度~牡牛座14度まで戻る形となります。

天王星の公転周期は84年。ひとつのサインに約7年間滞在します。天王星が牡牛座入りしたのは、2018年5月16日0時24分です。牡牛座に入ってから、1回目の逆行は、2018年8月8日1時50分~2019年1月7日5時26分、牡牛座2度から牡羊座28度へ。2回目の逆行は、2019年8月12日11時27分~2020年1月11日10時48分、牡牛座6度から牡牛座2度へ。3回目の逆行は、2020年8月15日23時27分~2021年1月14日17時36分、牡牛座10度から牡牛座6度へ。4回目の逆行は、2021年8月20日10時41分~2022年1月19日0時26分、牡牛座14度から牡牛座10度へ。ですので今回は5回目の逆行となります。その後は2回の逆行があり、2025年7月7日16時58分に一旦双子座に入り8回目の逆行は、2025年9月6日13時52分、双子座1度から牡牛座27度まで戻って、その後2026年2月4日11時34分に順行となり、2026年4月26日10時00分に本格的に双子座の時代に入ります。

2020年12月22日、水瓶座0度で木星と土星のグレートコンジャンクションによって、風の時代、水瓶座の時代に入ったと言われています。でも、まだ、序章であって、本格的な風の時代となるのは、冥王星が山羊座を抜けて水瓶座に入る2024年11月20日8時43分、続いて、天王星が双子座に入る2026年4月26日10時00分以降だと、考えられます。水瓶座の時代の見解には、歳差運動によるズレによって、実際の春分点が、牡羊座ではなく水瓶座であるという話ですが、一方で、水瓶座のルーラーである天王星が、現在、地のサインである牡牛座に居ますから、風のサインの双子座に移ってからが、ある意味、風の時代だと解釈しています。

話を逆行に戻しますと、逆行前後にシャドーフェーズ(留)という期間があり、おおよそ今年の4月22日頃~23年5月11日頃までは、逆行の影響があると考え、天体の性質を本領発揮しずらい時期となります。ただ、トランスサタニアンである天王星は、順行であろうが、逆行であろうが、人がコントロール出来るエネルギーではなく、予測不能の想定外の形でビックリするような影響を私達に及ぼしてきます。

天王星には、革命、独立、突然の変化、発明、先端技術、ITなどの意味があります。ですので、逆行の影響を考えると、それらに関することが、スムーズに進まない、遅延する、やり直し、見直し、トラブルのようなことが、想定外に突発的に大きな規模で起こると解釈出来ます。

天王星の意味

天王星は、肉眼では見えない土星以遠の天体で、科学が発達し望遠鏡が発明されてから、1781年3月13日にイギリスの天文学者、ウィリアム・ハーシェルによって発見された惑星です。ギリシャ神話では、ウラノス神で、土星サターン(クロノス神)の父としても知られています。天王星が発見された時代に、アメリカの独立やフランス革命があったことから、占星術的に、独立革命などの意味が付けられています。

その他に、突然の変化、発明、先端技術、ITなどの意味があります。

また、天王星は水瓶座のルーラー、水星は双子座と乙女座のルーラーで、天王星も水星もどちらも風のサインのルーラーで思考を司っていますが、天王星は水星よりも1オクターブ波動が高いと言われています。それもそのはず。水星は内惑星、天王星は土星以遠の外惑星なのですから当然のことでしょう。

ですから、出生図で天王星の影響を強く受けている人は、神がかっている能力や、ギフテッドと呼ばれるIQが抜群に高い人の可能性があります。興味深いですね。

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