海王星の逆行について【6月28日~12月4日】
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海王星の逆行期間とシャドーフェーズ
天体の逆行とは、地球から見て後退しているように見える状態のことを言います。
今回の海王星の逆行は、6月28日16時57分~12月4日9時15分まで、魚座25度~22度まで戻る形となります。
たった3度戻るのに約5ヶ月もかかるのは、海王星の公転周期が約165年かけてゆっくりと運行しているからなのです。
また、シャドーフェーズという本調子ではない期間があって、今年の2月19日~23年4月9日までは、逆行の影響があると考えます。ですので、実際は1年2ヶ月ほど逆行の影響が続くことになります。
海王星の意味
海王星は、1846年に発見された惑星で、英語ではネプチューンと言いますが、ギリシャ神話では、ポセイドンという海の神様として知られています。
占星学では、この海王星の基本的な意味は「見えないもの」とされています。
1859年、海底にある石油が発掘され、その後ガソリンや医薬品や化粧品、科学繊維など様々な石油化学製品となり、現代社会の偉大な財産となっています。このように、はっきりと見えないけれど影響力があって価値があるものは海王星が表わします。
音楽、作曲、デザイン、絵画、香り、空気、幻想、イマジネーション、夢、アルコール、ウイルス、詐欺、幻覚、霊、守護霊なども海王星が司ります。
出生図で海王星の影響が強い人は、芸術家、音楽家、化学者、霊能者、スピリチュアルな世界で能力を発揮している人が多いです。
海王星逆行の影響
海王星は、癒しや芸術、スピリチュアル全般を司り、自らがルールしている魚座に居る約14年間は、本領を発揮します。
ちなみに、2026年1月28日に完全に牡羊座へ移動していくので、そこからは全く違った人類には予測不可能なエネルギーにシフトしていきます。
海王星が逆行期間中は、頭がボーっとしたり、やたら睡魔や眠気に襲われたり、現実と非現実の世界の境界線があやふやになることがあります。地に足が着かない状態でもあります。過度にスピリチュアルなことにのめり込まないようにしましょう。
はっきりとした理由もなく、不安や恐れを感じることもあります。
人を信用、信頼、依存しすぎて、騙されたり、洗脳や詐欺にも要注意のときです。
想像力が上手く働かなくなるので、直感だけに頼らず、論理的な思考が大切になります。
大切なことは、何か心配事や悩みがあったら、身近な人や普段から信頼出来る人、または公的機関の第三者に相談して、ひとりで悩んだり、思い詰めたりしないようにしましょうね。
ヨガや瞑想でグラウンディングしたり、自分の心の内側としっかりと向き合う時間も大切なときになります。好きなアロマの香りと音楽でリラックスする時間を過ごすのもオススメです。
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