マンデン占星学-2020年9月22日の秋分図

2020年9月22日秋分図について解説します。

2020年9月22日火曜日22時32分に、
太陽は、乙女座から天秤座00度00分へ移動します。

占星術的には、太陽が天秤座へイングレスすると言います。
そして、暦の上では秋分の日となります。

春分図は春分の日から1年間の流れを読みますが、
夏至図、秋分図、冬至図は約3ヶ月間を表わします。

さて、秋分図はどんな星の配置となっているのか、
見ていきましょう。

アセンダントは蟹座。
第1ハウスは国民、国家を示します。

蟹座のルーラー(支配星)の月は、
大衆や世論を表わして、
公務員や健康を示す第6ハウスに居ます。

その月は、
政府を表わすMCと90度のスクエアで、
政府と国民との不和が生じることも。

また、首相を表わす太陽は、
土地、野党の場所の第4ハウスで、
社会保障、税金の第8ハウスに居る土星とトラインで、
社会保障等については、
時間をかけながら安定する兆しがあります。

注目すべきは、火星と水星のオポジションに、
土星と冥王星が頂点の90度で、
Tスクエアを形成していること。

第5ハウスに水星が居て、
水星は通信やメディアを表わし、
第5ハウスは、隠していた秘密や悪事が表れる、

対して火星は、
第11ハウスの議会で、
軍事、暴力、戦争を表わすので、
議会上の争いやスキャンダルの浮上が予測されます。

そこに、土星と冥王星が、
追い打ちをかけるように、圧力をかけています。

カーディナルサイン(活動宮)でのTスクエアなので、
激しい奮闘が繰り広げられそうです。

また、海王星と冥王星及び木星のセクスタイルに、
金星がインコンジャンクトでヨッドを形成。

経済面も不透明ながら、
再生力は高まる期待感があります。

金星は第3ハウスなので、
輸送、交通、旅行等、移動に伴ない、
経済の活発化に繋がります。

太陽が天秤座に入り、
天秤座は風のサインで活動宮なので、
人との交流が盛んになる季節

ただ、健康面に関しては、
第6ハウスのカスプが蠍座で、
ルーラーの冥王星が、
火星、水星とスクエアですので、
困難であることに変わりはなく、
コロナに関しても、
まだまだ予断は許さない状況ですので、
気の緩みは禁物です。

何れにしても、
12月21日の冬至、
22日の木星/土星のグレートコンジャンクションで、
更に大きな時代の変革の幕開けとなります。

そういう意味で個人レベルでも、
この3ヶ月間の積み上げは大切な時期になります。

2020年の、
そして、地の時代の総仕上げとして、
今出来ることに着手して、
風の時代に乗る準備を進めていきましょう。

それでは、
素敵な秋分の日をお過ごし下さい。